問題解決のための思考法としては、ロジカル・シンキング(論理的思考)が浸透していますが、それ以外にもラテラル・シンキングとクリティカル・シンキングがあります。平たく言えばロジカル・シンキングとは正しく考えることで、ラテラル・シンキングとは新たな発想を生み出すことで、クリティカル・シンキングとはきちんと疑うことです。この三つの思考法は三位一体で、三つを使いこなして初めて正しい解決策へ導くことができます。
ロジカル・シンキング(Logical Thinking)
ロジカル・シンキングでは問題を論理的に考えるための道具や方法を使って、MECEに全体を捉えて問題を分割して小さな問題に落としていき、論理的な飛躍や矛盾なく解決へ導きます。
ラテラル・シンキング(Lateral Thinking)
ラテラル・シンキングは、そもそも正解は一つとは限らないという前提で、違った観点、違う側面など様々な視点で考えることを重視する思考方法です。全く新しいアイデアや解決策を発見するときに使います。
クリティカル・シンキング(Critical Thinking)
クリティカル・シンキングは様々条件や関係を考えて、それは本当に正しいのかと徹底的に疑う思考方法です。ロジカル・シンキングで選び出した解決策が果たして唯一の策なのでしょうか?ラテラル・シンキングで発想した解決策がブレークスルーとなりえるのでしょうか?客観的に分析して疑うことで、正しい解決策を導き出していきます。
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