QCストーリーの対策の立案

QCストーリー
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対策の立案のステップでは、要因分析で確認された問題発生メカニズムから特定された要因に対して対策を立案します。

問題解決型QCストーリーによる問題解決の解析的アプローチ
解析的アプローチは、すでに起きてしまった問題に対して解析し、因果関係を明確にし、問題の原因を改善またはなくすことで問題を解決する方法です。 解析的アプローチとして、代表的な手法はQCストーリーです。QCサークルなどの小集団活動として問...

要因が非常に単純で簡単に対策ができるのであれば、即対策の実施に進みます。しかし容易に対策を行い二次障害が発生する可能性もありますし、対策を行うためには様々な弊害があったりします。様々な角度から対策案を考えて、実施可能なアクション項目まで落としていきます。

それぞれの対策案に対して評価するうえで、その効果の度合いと、他への影響度合いを定量的に見る必要がある場合は、シミュレーションや実験を行います。

対策案は効果、コスト、実現性などの面で評価して、絞り込みます。

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系統図

対策の立案では系統図をよく用います。系統図では目的を達成するための手段や方策案を多く出し、評価するのに利用できます。目的を達成する手段を、目的―手段で分岐させながら繰り返し、具体的手段まで引き出していきます。

基本目的を達成するための一次手段を抽出して、その一次手段を目的として、それを達成するための二次手段を抽出し、それを三次、四次と繰り返していきます。

書き方

基本目的の決定

「~を~するには」のように基本目的を決め、左端に書きます。

一次手段の抽出

基本目的を達成するための手段を考えます。「~を~する」のような形で書いていきます。そして基本目的と一次手段を線で結びます。

二次手段以降の抽出

ひとつ前の手段を目的として、それを果たすための手段を考えて、右側に書いていきます。これを繰り返し、具体的な手段となったところで終了します。

評価を行う

アクション項目に対して、効果、コスト、実現性などの評価項目を決めて評価します。

tree diagram

系統図の例

新QC七つ道具とは
数値情報でない言語情報をもとに整理するためには、新QC七つ道具が適します。設計や企画などの場合には必ずしも数値データになるものばかりではありませんので、言語情報を扱えるツールとして新QC七つ道具が役に立ちます。 親和図法 混沌とした事象...

実施計画書

絞り込んだ対策案に対して実施計画書にまとめます。それぞれの項目に対して5W1Hで具体的に計画を定めます。

次のステップ

対策の立案ができれば、次のステップの対策の実施に進みます。

QCストーリーの対策の実施
対策の実施では、前ステップで決めた対策を実施するわけですが、実施計画に基づいて対策が確実に実施されているか、対策の進捗は予定通りかを把握することが大切です。 事例に学ぶQCストーリーの“本当”の使い方posted wi...

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