AdsenseのヘルプのCommunityを見ていると、Platinum Product Expertという方々がAngularなどのアプリではAdsenseのクローラから見えないから、コンテンツがないとみなされて承認されないよと言及されているのが目につきます。
実際にAngularでアプリを作って申請を出したところ、最初は不合格になりましたが、無事承認を得ることができましたので、誤った情報を正すためにも記事にしておきたいと思います。
そもそもPlatinum Product Expertとは
Adseneのヘルプに書いてある情報だと、当然事実が書かれているだろうと高をくくってしまいます。でもそこで回答をされている人たちって実はGoogleの関係者でなはない人が多く含まれていることに気が付きます。
Googleの社員であれば、Google Employeeとはっきりと書かれています。またGoogleの正式なパートナーは、Community Specialistとなっています。この二つに分類されている方の回答は信用してもよいと思います。
問題は、Platinum Product Expert、Gold Product Expert、Silver Product Expertです。この分類の方々は基本的に部外者で回答にも事実と相違があることが多くあります。
特にPlatinum Product Expertは信用してはいけない
特にPlatinum Product Expertに分類されている方の回答に怪しいものが多い印象があります。
Googleの説明をみると、Platinum Product Expertとは”Seasoned members who contribute beyond proving help through mentoring, creating content, and more”だそうで、信頼はともかく単にボリュームをこなすとここに分類されるように読めます。
ですが実際彼らが回答しているのを見ると自信満々で内通者のような表現になっているので、信じてしまいそうになります。
Angularでサイトを作ってみた
GoogleのサイトもAngularで作られたものが多いし、そもそもGoogleのものだし、Google Mobile-Friendly Testなどでレンダリングができているのをみると、全く問題がなさそうに見えます。
ということで、Platinum Product Expert達が言っていることは誤りだろうと考えてAngularでサイトを作って、Adsenseの申請をしてみました。
最初は「コンテンツが存在しない」で不合格
そうすると「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」で不合格となってしまったのですが、明らかに文字が少ないサイトだったので、コンテンツは確かにない状態でした。
説明に、「ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには、修正が行われるまで Google 広告が表示されません。」と書かれていたので、そのまま解釈してコンテンツを増やそうと考えました。
1000文字程度の文書を5ページ追加し合格
検索するとAdsenseに合格するには10ページほど必要ということでしたが、アプリの説明等だとどうしても5ページほどしかサクッと書けなかったので、5ページ書いた時点で再度申請をしてみました。
結果は無事合格でした。不合格の理由をそのまま解釈して良かったです。Platinum Product Expertの人たちの回答を鵜呑みにしていると、諦めたりとか、Angular Universalにしてとか無駄な作業をする羽目になりそうでした。
まとめ
Angularでも問題なくAdsenseは合格できます。ただし文字が少ないと「コンテンツが存在しない」とかで不合格になりますので、ヘルプとかちょっとした説明を追加することで問題なく合格することができます。
Googleのクローラは優秀で、JavaScriptだろうがしっかりとレンダリングしてコンテンツを読み込んでくれますので、AngularなどのWebアプリでも、安心してAdsenseの申請をしてみてください。
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