経営戦略

ドメインとコアコンピタンスとは何か

全社戦略の場合、事業を行う領域(ドメイン)と差別化できる企業の力(コアコンピタンス)が重要な要素となります。 ドメイン ドメインを決定するということは事業を行う領域を決めるだけでなく、事業を行わない領域も決めることです。多角化を行ってドメイ...
経営戦略

戦略策定の基本的なプロセスについて

戦略策定の基本的なプロセスについて説明します。 経営理念とビジョン 戦略策定を進めるうえで基軸となるのが経営理念とビジョンです。これ無しには発散してしまい全社で整合のとれた戦略は作れません。 経営理念やビジョンを示さない経営トップはきっと戦...
経営戦略

中間管理職層が経営戦略実現のカギ

経営戦略という言葉をよく使いますが、戦略というからには戦うための準備や計画や運用方法を定めるものです。企業の強みを活かして限りある経営資源を強みに集中するなどして持続的な競争優位性の獲得するためのプランのことです。 企業は誰のものか 企業は...
ロジカル・シンキング

ゼロベース思考で最短距離で課題解決するアイデアを出す

ゼロベース思考とは、前例やしがらみにとらわれることなく、今までの延長線上で考えるのではなく、そもそもどうあるべきかということを白紙の状態から考えることから始める方法です。 前提を疑い、制約を取っ払う 今あるプロセスもきちんと考えられたもので...
ロジカル・シンキング

MECEで全体をとらえて正しく問題解決に導く

MECEとはMutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略ですが、発音はme seeです。ミッシーではなくミーシーです。ミッシーは日本だとまだ通じますが、海外では通じません。 直訳すれば「相...
ロジカル・シンキング

ビジネス文書には起承転結は向かない

文章を書くときは起承転結で構成するようにと学校で習いましたが、ビジネスの世界では起承転結はご法度です。起承転結がダメな理由としては、何を言いたいのか最後まで聞かないとわからないこと、論理構成と文書が一致しないこと、話が長くなることの3つある...
ロジカル・シンキング

事実と意見を区別し事実を共有した上で意見を議論する

管理職をしていると部下からの報告や、他部門の関係者と話をすることも多くあるのですが、何が「事実」で、何が「意見」なのかわからない話をされることがよくあります。大体このような話をされる方は「事実」と「意見」の違いさえも理解されていないことが多...
ロジカル・シンキング

問題解決のデータ収集は仮説に基づいて行うべき

ある問題を担当しているとして、役員や部門長から「そういえばあの件はどうなっている?」と経過報告を求められることはよくあります。間違っても「今現状を把握するためにデータを集めています。」とか回答してはいけません。 「データが揃うまで対策は検討...
ロジカル・シンキング

理由を3つ用意してピラミッド・プリンシパルで説得する

ピラミッド・プリンシパル(ピラミッド・ストラクチャということもある)とは、演繹法と帰納法を組み合わせた手法で、より説得力のある主張ができます。 まずは主張を分かりやすくまとめてみる ピラミッド・プリンシパルの良いところは、まず結論から述べる...
ロジカル・シンキング

演繹法と帰納法について違いをわかりやすく説明

演繹法 演繹法は一般的に正しいとされている理論から、ある事柄の正しさを推論する方法です。代表的なものに三段論法があります。「東大生は頭が良い」という大前提、「Aさんは東大出身である」という小前提、そこから「Aさんは頭が良い」という結論を導き...