現場・現物・現実の三現主義に徹し事実を正しく把握して目標を定める

マネジメント手法

管理職において一番重要なことは、「事実を正しく把握すること」だといえると思います。自社製品の開発進捗状況のように比較的扱いやすいものから、開発した商品の顧客満足のような把握しづらいものまで、様々な周辺情報を常に把握しておく必要があります。

基本は三現主義

非常に当たり前のことですが、忘れてはいけないのが三現主義です。「現場」「現物」「現実」を確認することです。何か問題が発生したり、問題がある疑いがある場合には、直ちに「現場」に行って「現物」を見て、「現実」を確認しなければいけません。三現主義を徹底して事実を正しく把握することに努めたいです。

目標を定める

事実を正しく認識できたら、実際にあるべき姿とのギャップ「問題」が見えてくるはずですが、この「問題」を数値としてとらえることが重要です。評価尺度や指標といったもので数値目標を定めます。

具体的な数値目標を設定できていない問題は、部門やチームで改善を進めるうえで進展がなかなか見られないだけでなく、問題解決の進捗を正しく把握することすらもできません。

逆に、適切な管理特性と目標値を部下達に与えてあげれば、あとは部下がうまく問題解決してくれることを期待できます。

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