マネジメントの仕事は指示・命令だけでは終わらない

マネジメント手法
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親であれば朝に子供を起こした経験があると思います。「もう朝だよ、起きて」と子供に声をかけるわけですが、すぐに起きてくれればよいのですがそう簡単には行きません。子供の様子をみてまだ寝ていれば、ゆすってみたりして起こそうと試みます。もっと大きな声を張り上げたりもします。こちらも忙しくて常に構ってられない時は時間を置いて何回も起こそうともします。そうして子供が実際に起きてくるまでそれが続くわけです。

「俺は指示を出したよね。」と言って部下を叱っている上司を見かけますが、マネジメントとは「もう朝だよ、起きて」と指示・命令するだけで終わりではありません。指示・命令しただけでマネジメントの仕事をしたと勘違いしている上司はその職務を果たさないだけでなく、組織に多大な迷惑をかけています。マネジメントの仕事はそんなに簡単ではありません。

なかなか起きない子供を起こすのは面倒な仕事だと思います。マネジメントの仕事も実は面倒です。指示・命令を出しても動かない部下がいますので、部下の様子を見ながら「あの作業はどうなっている?」と声をかけてみたり、「早く取り掛からないとだめじゃないか」と叱ってみたりと実際に部下が作業を終わるまでそれが続くわけです。

別にそれは上司と部下の関係だけでもなくて、他の会社も含めた組織と共同で何かを行うときでも同じで、注文を出して終わりというわけでもなくて、進捗を確認して納期通りに納入されるか定期的に確認を入れたり、進捗が芳しくないのであれば色々と調整をして影響を減らす努力をしないといけないわけです。

優秀な部下に囲まれていると指示・命令しただけでなんとなくすべてがうまくいって、それが続くと命令を出して終わりが当たり前になってくるのはわかります。でもマネジメントの仕事は指示・命令を出して終わりではなくて、調整や統制を怠ってはいけません。優秀な部下でもたまには間違います。そんなときに「俺は指示を出したよね。」と叱ってはいけません。むしろ自分が調整や統制を怠ってしまったことを反省するべきです。

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