ラテラル・シンキングを行う際には、モノの見方を変えるということが重要です。多彩な視点を意識することで、意外なブレークスルーを見つけることが出来たり、正しい判断の助けになったりします。
鳥の目、虫の目、魚の目
モノの見方が単一だと、柔軟な発想ができないだけでなく、正しく判断することもできません。複数の視点を持つアイデアとして、鳥の目、虫の目、魚の目という3つの視点があります。
鳥の目
鳥の目は、鳥のように空高くから客観的に物事を捉える目のことです。大局的に全体を大きく見ることです。
技術の進歩や法規制などの流れによって、どのようなニーズが生まれて、またどのようなニーズが無くなるのかなど大きな流れを俯瞰してとらえる視線です。
虫の目
虫の目からは、地面を這いつくばって見られる風景しか見えません。今目の前にある課題であったり、実際に不具合がそこで起きている現場の視点になります。
具体的によく見ているからこそ、周囲への細かい気配りなどもできます。
魚の目
魚の目は、周りの水の流れを常に把握して、変化を察知する目のことです。流行やトレンドの変化をつかんで、方向を切り替えることです。
流れを敏感に察知することはリスクを最小限に抑えることにつながります。
NLPの3つの知覚のポジション
NLP(神経言語プログラミング)のテクニックとして、立ち位置を切り替えるてとらえるテクニックがあります。
第一の視点は、現在の自分の立場から相手を見る視点で主観でみる視点です。第二の視点は、相手の立場から自分を見る視点で、相手から自分がどのように見えているのか、感じられるのかを見る視点です。第三の視点は、第三者として観察する視点です。客観的に冷静にみることのできる視点です。
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