前に確度の副詞の違いについて記事にしましたが、今回は頻度についてまとめます。日本語だと、確度や頻度とかについてかなり大雑把なのですが、英語の場合はこの違いは結構細かく伝える必要があります。
日本語で考えて訳しているとこういったところが雑になって、微妙な誤解を生じたりするところです。きっちりと使い分けたいところです。
100% always
頻度でいうと100%の場合は、always でこれは簡単ですよね。ちょっと頻度が落ちるのであれば、nearly always とかだと99%くらいの頻度を表せます。
I always park in front of my driveway.
90% usually
100%では無いけど大抵成り立つような頻度の場合、パーセントであえて言うと90%位のときは、usually か typically を用います。
I usually wake up at 7.
80% generally
Generally とか normally とか一般的にとか普通にとかですが、パーセント的には80%位でしょうか。日本語の一般的とか普通はもう少しパーセント的に上のような感じもしますが、英語の場合大体これくらいかもう少し低くても大丈夫です。
I generally go to bed at eleven.
60% often
Often は頻繁にといった意味でも使いますが、頻度を表す場合は大体60%位になります。Frequently でも同じようなものです。
ここら辺は多少揺らぎがあって、また頻度を尋ねるときは how often を使ったり、as often as I can のように使ったりします。単独で使った場合は、50%よりも少し多い感じです。
I often visit my parents.
50% sometimes
Sometimes は「ときどき」と訳されますが、五分五分といった感じです。頻度で言うと50%ですね。
I sometimes see him in the office.
40% occasionally
Sometimes と often の差を頻度が少ない方向に持っていくと、occasionally になります。頻度を表すと40%位になります。日本語だと「時折」と訳されることがありますが、意味が良く伝わってきません。
I go there occasionally.
20% rarely
Rarely は頻度的には20%位でしょうか。
We rarely see each other.
10% seldom
Seldom は hardly ever とか almost never のようにほとんど無いことです。決してないわけではなく、そういったことも起きるかもしれない場合に使えます。頻度的には10%以下でしょう。
He was seldom absent.
0% never
Never は絶対にありません。頻度は0%になります。
I have never been to Singapore.
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