Translate to なのか translate into なのか

用法

Translate という単語は日本人が英語を使っていると結構使う動詞ではないでしょうか。Google translate のお世話になっている人も多いでしょう。

実際に文章にする際に動詞の後の前置詞が to なのか into なのか、またはどっちでも良いのか迷うようなものがいくつかありますが、translate to と translate into もそういったものの内の一つです。

翻訳する言語に関する場合は into

どの言語に翻訳するのかについて示すのであれば、前置詞は into を使います。

I translated the document into Japanese.

To を使ってももちろん意味は通じますが、かなり不自然に聞こえますので、to を使うのは避けるべきです。

翻訳された言葉に関する場合は to

ある言葉や文章を翻訳して、別の言語のある言葉や文章になるかについて示すのであれば、前置詞は to を使います。

Hello is translated to Konnichiwa.

このとき、into は正しくありません。

From ~ into/to の場合

ある言語から別の言語に翻訳するの様な場合、from a language into/to another language となって、両方とも使えるようになります。

I translated the document from English into Japanese.
I translated the document from English to Japanese.

ただし、into の方がより正しいというか正式な感じがしますので、書くときは into が適しています。To は多少くだけている感じがしますので、日常的な会話では to がより一般的ともいえます。

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