問題解決

QCストーリー

「競合が関係する問題」と「競合が関係しない問題」の問題解決はプロセスが異なる

商品開発の問題解決の現場には、「競合が関係する問題」と「競合が関係しない問題」があります。これら2つの問題の問題解決において最も異なるのはスピード感です。その特性に応じたプロセスがあってしかるべきですが、あまり区別できていない人も多いようで...
クリティカル・シンキング

論理的思考などの思考法は問題解決のためのツールだけでしかない

このブログでも紹介しているロジカル・シンキング(論理的思考)、ラテラル・シンキングやクリティカル・シンキングなど思考法は、あくまでも問題解決を目的としたツールでしかありません。これらの思考法を覚えることが目的では意味がなく、実際に活用して問...
QCストーリー

QCサークルは時代に合わなくなっているので業務としての改善活動にする

QCサークルは、職場の中で品質改善に向けた活動を自発的に行うサークル活動のことです。サークル活動というのは共通の興味や趣味を持つ仲間が集まった団体のことです。QCサークルを職場で立ち上げる場合は、あくまでも業務とは関係がないので就業時間外に...
問題解決

顧客ニーズの本質を求めると顧客満足が得られないことがある

マーケティングで有名なTheodore Levitt教授の言葉に、"People don't want to buy a quarter-inch drill. They want a quarter-inch hole."というのがありま...
QCストーリー

こうすけ君のQCストーリーの作り方の事例

この物語はフィクションでQCストーリーを通じて問題解決を行うステップの概要を確認していただくことを目的に作られたもので、登場する人物、大会等は全て架空であり実在のものとは関係ありません。 はじめに こうすけ君は半年後にシドニーで行われる...
ラテラル・シンキング

創造的思考のためのSCAMPER法

新しいアイデアを思い付くのは難しいことですが、ブレーンストーミングのテクニックを駆使することは助けになります。オズボーンのチェックリストをベースにしてボブ・イバール(Bob Eberle)が覚えやすく質問の頭文字を取ってSCAMPER(スキ...
ラテラル・シンキング

オズボーンのチェックリスト

ブレーンストーミングの発案者のアレックス・オズボーン(Alex Osborn)は、ブレーンストーミングの基本ルールはすでに出されたアイデアに乗せて行くことだと提案しています。オズボーンのチェックリストは、すでにあるアイデアから新たなものへ転...
ラテラル・シンキング

複数の視点から物事を捉えることで正しい判断を行う

ラテラル・シンキングを行う際には、モノの見方を変えるということが重要です。多彩な視点を意識することで、意外なブレークスルーを見つけることが出来たり、正しい判断の助けになったりします。 鳥の目、虫の目、魚の目 モノの見方が単一だと、柔軟な...
問題解決

特性要因図の代わりにFreeMindを活用する

特性要因図を描くことは要因を洗い出すためには欠かせない作業なのですが、魚の骨のようなこの図をPCの上で書くのは非常に苦労します。下の特性要因図はこのブログのためにPowerPointを使って作りましたが、これくらい大雑把なものであればPow...
ラテラル・シンキング

ヒューリスティックスとバイアスを考慮して冷静に判断する

決断が早いことは何かと良いこととされる傾向があるのですが、早い決断には間違いがつきものです。当初良いと思っていた案も検討を進めるうちに穴がたくさん見つかったり、時間をかけて多くの人の意見を聞くことによって案に磨きがかかることの方が多かったり...