認識したことや経験したことに関するイディオムをまとめます。
Know where one stands
Where one stands は誰か他の人との関わりがどうなっているか、誰か他の人から見てどう認識されているかといった意味と、ある事柄に対しての自分の立場や見方といった意味があります。このことを気にしているときに、know where one stands を使います。
I don’t even know where I stand.
Put it down to experience
米国企業で働いていて思うことですが、承認とか仕事のテンポが日本より速いというか雑なのですが、何か悪いことがあるとそこから何かを学び取ることにも重きを置いている気がします。悪いことがあって、それを経験として次に活かすようにするは、put it down to experience と表現できます。
I’ve decided to put it down to experience.
Learn one’s lesson
Lessons learned は何か悪いことから学んだ教訓という意味で、仕事でよく使う単語の内の一つです。動詞として使う場合、learn one’s lessonとなります。
I hope you’ve learned your lesson.
Teach one a lesson
もう二度と起こらないように戒める、懲らしめるといった意味で、teach one a lesson と表現します。
That will teach him a lesson.
Give one food for thought
何か起きたり、誰かが何か言ったことが影響して、自分の考えが大きく変わったとき、give me food for thought と表現します。
Your suggestions have really given me food for thought.
Set/put the record straight
誤った情報が伝わって誤った判断をしている人に、正しい情報を与えて考えを正そうとしている場合、set/put the record straight と表現します。上司にこれをすることって結構あると思います。
I just wanted to put the record straight.
get the message
相手が伝えたいことが分かった、察することが出来た場合、get the message が使えます。
I think he got the message.
Hear it on/through the grapevine
うわさを日本語にすると rumor ですが、I heard the rumor that というような言い方は実際にはほとんどしません。誰から聞いたのかをはっきり言わなければうわさという意味になるので、I heard that で十分ですからね。
あえて誰から聞いたのかは言いたくない、言えないというのを明示したい場合、on/through the grapevine と言ったりします。Grapevine はぶどうのつるのことです。人脈を伝わってきたということの比喩的な表現です。
I heard it thought the grapevine.
A figment of one’s imagination
Figment は作り事で a figment of one’s imagination で誰かの想像の産物といった意味で、普通事実とは異なるものです。
That’s just a figment of my imagination.
Have second thoughts about
もうひとつ考えがあって迷っていて決心がつかない状態を、have second thoughts about と表現します。
I have second thoughts about this project.
All the ins and outs of
All the ins and outs of で一部始終や詳細といった意味になります。
He knows all the ins and outs of the new product.
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