Majority は単数か複数か

用法

Majority は単数にも複数にもなる数少ない名詞のうちのひとつです。集合名詞といって人や物の集合を表す名詞です。

People is か people are か
People は集合的に人を表します。人が大勢集まって、peopleを作っているイメージです。なので人が大勢居るので複数扱いとなります。しかし意識が集団ひとつひとつに向いている場合は、可算名詞となり単数・複数を使い分ける必要があります。 P...

意識が集合にあって、集合が一つの存在として認識されるものの場合、単数として扱います。また集合に属している個々に意識が行くと、複数として扱います。

A majority of people are busy.
A majority is a subset of a group.

最初の文は忙しいのはそこに属している人で、集団が忙しいわけではないので複数になります。次の文は意識が集団としてみていますので、単数として扱います。

集合名詞は他には、

family, team, group, audience, class, crowd, cabinet, committee, company, corporation, council, department, firm, jury, minority, navy

などがあります。

A majority of なのか the majority of なのか

文法的には a でも the でも両方大丈夫です。単数扱いにも複数扱いにもなるのは両方とも同じです。場合によってどちらが好ましいとかの意見もあるようですが、あまり意識する必要は無いと思います。

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