QCストーリーの歯止め

QCストーリー

対策がうまくいったものを標準化します。歯止めとは、再発防止のことで、成功施策を標準化して広く業務プロセスに取り入れることにより、問題の再発を防ぎ、体質強化につなげていきます。このステップはマネジメントが主に行います。

問題解決型QCストーリーによる問題解決の解析的アプローチ
解析的アプローチは、すでに起きてしまった問題に対して解析し、因果関係を明確にし、問題の原因を改善またはなくすことで問題を解決する方法です。 解析的アプローチとして、代表的な手法はQCストーリーです。QCサークルなどの小集団活動として問題解決...

業務のやり方に問題があった場合は業務マニュアルに反映させます。技術的なものであれば、設計標準などに反映させて仕事のやり方を変更します。

標準化して文書は変更しても、実際にそれが守られて定着するまで、啓蒙を行ったり、担当者に教育を実施したりしながらフォローを継続します。定着度合いを数値化して図表で確認することも大事です。このことを維持活動と呼びます。維持活動を行いながら、現実と合わなくなってきた場合には改定が必要となります。

また改善策を他の職場、関連部門などにも水平展開して、会社全体に反映されるよう働きかけます。

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