問題解決型QCストーリーによる問題解決の解析的アプローチ

QCストーリー
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解析的アプローチは、すでに起きてしまった問題に対して解析し、因果関係を明確にし、問題の原因を改善またはなくすことで問題を解決する方法です。

解析的アプローチとして、代表的な手法はQCストーリーです。QCサークルなどの小集団活動として問題解決を行う手法としよく知られています。QCストーリーでは、過去、現在、未来という時間の流れに沿ってPCDAを回していくことを基本とします。

マネジメントとしてPDCAサイクルを回す
日々の業務をこなしていくうえで様々トラブルやクレームや未達といった問題・課題が発生し、それを解決することを繰り返しているわけですが、業務を行うにつれてより効率的に、より高い生産性を達成していく人と、いつも大変そうに課題解決を行っているのです...
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QCストーリー

問題解決の8つのステップ

問題解決は以下の8つのステップで行います。

1. テーマの選定

あるべき姿と現状とを比較してギャップを明確化し、改善点を整理し決定します。

QCストーリーのテーマの選定
テーマの選定は、改善すべきことを決めるためのQCストーリーの最初のステップです。マネジメントとしてテーマ選定が最も重要なステップです。より良いテーマ選定をすることが、より成果を導き出します。 テーマ選定理由を明確にする あるべき...

2. 現状把握

データを収集して見える化し、改善の攻めどころを絞り込みます。

QCストーリーの現状把握
現状把握では単に現状を知るのではなく、選定したテーマに対して攻めどころを見つけることを目的とします。現状を調べることで、プロセスやシステムのどこを改善すべきかを特定していきます。「ばらつき」に着目することがコツになります。ただデータが十分に...

3. 改善目標の設定

改善の攻めどころがに対して、それをどこまで改善するか、活動の目標を定量的に設定します。目標設定では3要素「何を(管理特性)」「どれだけ(目標値)」「いつまでに(納期)」を決めます。

QCストーリーの活動目標の設定
活動目標の設定では、この活動の目標値を決めます。現状把握で見つけた攻めどころに対して、それをどこまで改善するのか達成レベルを明確にします。 進め方 現状把握で見つけた攻めどころとなる「ばらつき」に対して、どれくらい改善するのか目...

4. 要因分析

特性要因図などで、要因を洗い出し整理します。要因を洗い出すためにブレーンストーミングを行い、「なぜ」を繰り返すことでより具体的な要因へと導きます。

QCストーリーの要因分析
要因分析では現状把握で明確にした攻めどころについて、「ばらつき」を引き起こしている要因を複数抽出して、データによって絞り込み、主たる要因が何かを特定していきます。 このステップがQC活動において最も重要です。「ばらつき」を生じさせてい...

5. 対策の立案

要因分析で導き出した原因ごとに対策案を検討し、対策案を評価して実施項目を決める。

QCストーリーの対策の立案
対策の立案のステップでは、要因分析で確認された問題発生メカニズムから特定された要因に対して対策を立案します。 要因が非常に単純で簡単に対策ができるのであれば、即対策の実施に進みます。しかし容易に対策を行い二次障害が発生する可能...

6. 対策の実施

決定した実施項目を実施し、計画に基づいて実施状況を把握する。

QCストーリーの対策の実施
対策の実施では、前ステップで決めた対策を実施するわけですが、実施計画に基づいて対策が確実に実施されているか、対策の進捗は予定通りかを把握することが大切です。 事例に学ぶQCストーリーの“本当”の使い方posted wi...

7. 効果の確認

対策の効果を測定し、改善目標が達成できたかどうかを確認する。

QCストーリーの効果の確認
効果の確認では、対策を実施した結果、対策前と比較して効果がどれだけ出たかを確認します。活動目標の設定で定めた管理特性で対策後の効果を測定し、その値が目標値に達しているかどうかを確認します。 もしも目標値に達していない場合は、再...

8. 歯止め

実施しがうまくいったものを標準として定めて、再発防止を行います。

QCストーリーの歯止め
対策がうまくいったものを標準化します。歯止めとは、再発防止のことで、成功施策を標準化して広く業務プロセスに取り入れることにより、問題の再発を防ぎ、体質強化につなげていきます。このステップはマネジメントが主に行います。 業務のや...

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