QCストーリーの活動目標の設定

QCストーリー
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活動目標の設定では、この活動の目標値を決めます。現状把握で見つけた攻めどころに対して、それをどこまで改善するのか達成レベルを明確にします。

問題解決型QCストーリーによる問題解決の解析的アプローチ
解析的アプローチは、すでに起きてしまった問題に対して解析し、因果関係を明確にし、問題の原因を改善またはなくすことで問題を解決する方法です。 解析的アプローチとして、代表的な手法はQCストーリーです。QCサークルなどの小集団活動として問...
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進め方

現状把握で見つけた攻めどころとなる「ばらつき」に対して、どれくらい改善するのか目標を定めます。

テーマ選定時に決めた改善目標を達成できるかどうかを検証して、実際に「ばらつき」をどれだけ改善したらよいかを算出します。

もしも一つだけ改善しても改善目標に達しないのであれば、もう一つ別の目標を追加する必要がります。

もしも目標を複数追加しても改善目標に達しないのであれば、アプローチから変える必要がありますので、現状把握のステップに戻ります。

目標値も改善目標と同じで、目標設定の3要素「何を(管理特性)」「どれだけ(目標値)」「いつまでに(納期)」で明確に表現する必要があります。

この目標設定の3要素は、要素を独立して設定することはできません。それぞれが関連するのでバランスさせる必要があります。

目標設定のマネジメント

目標があまりにも高いとか、どう見ても達成不能であれば、チームのモチベーションを高く保つことは難しいでしょう。逆に目標は低すぎても、チームは達成感を得られません。

本来あるべき姿をしっかり議論させて、それに対して目標値をチームで設定させる必要がありますが、達成が難しい場合では、「今回はこれくらいにして、次の活動でさらに改善を行おう。」と目標設定のバランスを調整しするように促せます。

逆に法令、規格などによって必ず達成しないといけない場合は、妥協をせずに前工程に立ち返るよう指示する必要もあります。

目標設定に根拠が得られない場合には、そこで多くの工数を費やすよりも、マネジメントからおおよその目標値を与えてあげることもあります。

次のステップ

活動目標の設定ができれば、次のステップの要因分析に進みます。

QCストーリーの要因分析
要因分析では現状把握で明確にした攻めどころについて、「ばらつき」を引き起こしている要因を複数抽出して、データによって絞り込み、主たる要因が何かを特定していきます。 このステップがQC活動において最も重要です。「ばらつき」を生じさせてい...

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